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Wednesday, July 28, 2010

Chaplin's night

太陽が、西の空からその日の役目を終える…というときに突如として現れた、ステージ上の巨大スクリーン。ただそこに写るのは暗闇の中で黒さを含んだ白。でも何か、何かこれから起こるナニかを彷彿とさせる予感。ブルックリンのプロスペクトパークのバンドシェル。


Charlie Chaplinという名前を聞いて知らない人はいないだろう。俳優であり監督であり、プロデューサーであり、脚本家であり、コメディアンであり、色んな顔をもつ彼の作品は何度か見たことがある…はず。もちろん"喜劇王"としての一面が大きいと思うけれど。ただ覚えている限り、ひとつの作品、映画として最初から最後まで見た、というはっきりとした記憶はなくて、これは良い機会だからと、前々から楽しみに!というか、彼の名前、ほんとはCharlesだったのだと、このとき知ったのだけど笑


チャップリンの映画に生のオーケストラのBGM、というのが今回のイベントの内容で、Carl Davisさんという指揮者(作曲もしていて、今までのチャップリンのサイレントムービーには全て曲を付けたのだとか。)に、Brooklyn Philharmonicを迎えるという豪華さ。チャップリンの醸し出すコミカルさに合わせて、オーケストラのクラシックでもあり優雅なサウンドは、映画の魅力を存分に引き出していた気がする。
全部で3作品を見たのですが、正直こんなにおもしろいものなのかと。大きなスクリーンで生オーケストラ!という中でのこともあるけれど、ほぼ100年前につくたれたものを今もなお面白いと思える。それって凄いですよね。時代を超えて、なお共感できるものがエンターテイメントの世界には沢山溢れている。周りでは、堪えることなく、間髪入れずに続くチャップリンの奇行!?に笑いが起きていたし、ただドアを開けて通っただけで拍手が起きるのはきっと彼しかいないと思う!サイレントなのにサイレントだと思えない、見ていると何か聞こえる。きっとそれは、声にならない声なのだろうと。一つ表情をとっても、なんだか憎めない優しさ。そんなチャップリンのパフォーマーとしての偉才さを感じた夜でもありました。


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